RPGにおいて、PC達の前に立ちふさがる障害として、敵がいます。

魔物だったり、蛮族だったり、奈落だったり、敵対する国家だったりします。

私がシノビガミが面白いと感じる点にこの敵の存在がありました。実は今日気がついたのです。

話の通じない敵はあまり好きではありません。どうせクライマックスになればやっつけるのだからとは言っても、話が通じないから殺してね☆とGMから言われるのは興ざめというもんです。

シノビガミの敵とは何でしょう?渡来人やNPCなどのエネミーやボス?それらはすべてPC達が通りすがりに叩きのめすものです。このゲームにおいてPCの真の敵はPCなのです。

勿論全員ではありませんよ。秘密に書かれている内容があなたのPCにとって敵対的な人が敵です。

これはすばらしいことです。PCは話が通じます。それが感情判定であれ、リアル交渉であれ。

たしかに、GMが演出するエネミーに交渉能力を求めるのは酷だと思います。シナリオの準備はそれほど楽な仕事ではないでしょうし。その負担を軽減するためにルールに敵は絶対悪であると書かれていても良いでしょう。

しかし、PCは違います。乗ってくるこないはあれ、ゲームがおもしろくなるならば交渉の余地はあるでしょう。まあ、多くの場合、PCは真の秘密に従うので交渉はめったに通じませんが。

まとめると、交渉の余地がある、己の利益のために動いている、価値観の違う敵がいる。これです。

ストーリー上の都合によってボスに設定されたNPCとは、根本的に異なる種類の敵。これがシノビガミのセッションを盛り上げているのではないでしょうか?